Hitoshi Kaneko

SLAテストの設定手順について

Blog Post created by Hitoshi Kaneko Employee on Jul 28, 2016

今回のブログではAkamaiのSLA(Service Level Agreement)テストの設定手順についてご紹介致します。

 

SLAテストとは

SLAテストはAvailability(可用性)とパフォーマンスを計測することが可能です。テスト結果からお客様のご契約に基づいたSLA契約の基準を満たしているかどうかを確認できます。

 

このテストはお客様のオリジンサーバにSLAテストオブジェクトを置いていただく必要があり、Akamaiから提供しているSLAテストオブジェクトを置くことを推奨しております。このSLAテストオブジェクトをオリジンサーバから直接取得する結果と、Akamaiのプラットフォームから取得する結果によってSLAテストは構成されています。

 

Akamaiのプラットフォームから取得するテストでは、実際のエンドユーザーがお客様のサイトへアクセスする環境に近い形で実施され、オリジンサーバから直接取得した場合の結果と比較することにより、可用性とパフォーマンスの確認を行います。

 

可用性ではリクエストに対して適切に応答されているかを確認し、パフォーマンスではSLAテストオブジェクトを取得するのに要した時間を計測しています。

 

SLAテストオブジェクトの場所および設置手順

続いて、SLAテストオブジェクトの場所および設置手順についてご紹介します。

  1. Configure(設定) からTools(ツール)を選択します。
  2. 対象となるProduct(製品)を選択し、Continue(続行)をクリックします。
  3. Test Filesの項目にPerformance SLA Test Page and SureRoute Test Page (.zip)のリンクがありますので、こちらからSLAテストオブジェクトがダウンロードできます。SLA Test Object.png
  4. zipファイルを解凍して開きます。
  5. sla-test-object.html/files/ディレクトリをお客様のオリジンサーバに置いていただき、認証無しに該当ファイルへアクセスできるようにします。
  6. ファイルパスをメモしておきます。

 

SLAテスト設定

それでは実際にSLAテストの設定方法をご紹介します。

Configure(設定) からSLA Management(SLA管理)にあるProvision Test(テストの設定)を選択します。Provision Test.png

複数のプロダクトをご契約頂いている場合は対象のプロダクトを選んでいただいたあとに、Manage SLA Test Configurations(SLA テスト設定の管理)が表示されます。Add SLA Test(SLAテストの追加)からテストの設定ができます。

 

SLAテストを追加するには、以下の項目を設定頂く必要があります。

 

SLA Test Type(SLAテストのタイプ):可用性はAkamaiプラットフォームからお客様のサイトへアクセスする際の可用性を計測します。1つの契約に1つのAvailabilityテストを設定できます。パフォーマンスはAkamaiのエッジサーバを経由してオリジンにアクセスする場合と、オリジンへ直接アクセスする場合のコンテンツ取得するまでの時間を比較します。お客様のご契約内容によってパフォーマンステストの設定数が決まっています。

 

Contract(契約):対象のご契約を選択します。

 

Region For SLA(SLAの領域):SLAテストで適用する地域を選択します。ご購入いただいた条件にあるSLAリージョンに一致する必要があります。

例)Global

 

Target Performance(ターゲットパフォーマンス):SLAのテストタイプをパフォーマンスにした場合に表示されます。お客様のSLA契約で取り決められているパフォーマンス改善率を入力します。こちらは記入がなくてもテストの設定が可能となります。

例)50

 

Test Name(テスト名):分かりやすい名前を入力します。Manage SLA Test Configurations(SLA テスト設定の管理)ページからテスト名を検索することで簡単に見つけるようになります。

例)www SLA test

 

CDN Test Object URL(SLAテストオブジェクトのURL):Akamaiのプラットフォームから取得するテストURLを入力します。

例)http://www.example.com/path/sla-test-object.html

 

Origin Accepts Requests to Origin Hostname?(次によるオリジンのテスト):お客様のオリジンサーバがオリジンのホスト名を許容する場合はYes(オリジンのURLに直接接続)を選択し、Origin Test URL(オリジンテストの URL)にエンドユーザがアクセスするホスト名を記載します。

例)http://www-origin.example.com/path/sla-test-object.html

 

もし許容しない場合はNo(代替 DNS ルックアップを使用する)を選択し、Origin Test URL(オリジンテストの URL)にエンドユーザがアクセスするホスト名を記載します。

例)http://www.example.com/path/sla-test-object.html

続いて、オリジンのIPアドレスを取得するために、オリジンのホスト名をHostname to Retrieve Origin IP Address(オリジンの DNS ルックアップ用のホスト名または IP アドレス)に記入します。

例)www-origin.example.com

オリジンサーバがStaticIPを固定で持っていない場合は、IPアドレスでの設定を推奨しません。

 

Alerting:SLA契約のTaget Performance(ターゲットパフォーマンス)に基づく閾値を入力します。

 

こちらがパフォーマンスのSLAテストの設定例となります。

SLATestConfigure.png

なお、SLAテストはお客様のご契約内容によってはご利用いただけないケースもございますので、ご不明点がございましたらアカウントチームへお問い合わせ下さい。

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